2013/08/04

薬師寺 -古都奈良の文化財-

世界遺産への旅初日(2007年10月6日)のつづき。
午後は西ノ京、薬師寺へ。
薬師寺は、680年に天武天皇が皇后の病気平癒のため発願したお寺です。

創建当時より唯一現存。
フェノロサに「凍れる音楽」とたたえられ、1300年の悠久の時を刻む建造物。
国宝 薬師寺 東塔   730年頃完成

あこがれの薬師寺東塔を後にして、平城宮跡へ。
平城遷都1300年祭に向け復元工事中の朱雀門

【古都奈良の文化財】 奈良県 文化遺産 / 1998年登録 
Historic Monuments of Ancient Nara

登録物件
東大寺、興福寺、元興寺、薬師寺、唐招提寺、春日大社、春日山原始林、平城宮跡

登録基準
(ⅱ) 8世紀の日本と中国、朝鮮半島との文化的交流を示す建造物であり、当時の日本の木造建造物の芸術的水準の高さを示す。
(ⅲ) 710年~784年の74年間、日本の都であった平城京の様子を今に伝える。
(ⅳ) 奈良時代の日本の寺院建築様式を顕著に示している。
(ⅵ) 日本独自の神道思想や仏教文化が育まれた場所であり、今でも手つかずの自然が残されているなど、今日もなお人々の信仰を集めている点で貴重である。

この日はこれで世界遺産めぐりは終了の予定でしたが、ホテルのポスターでこの日の夜に
「ムーンライト IN 藤原京」というイベントが開催される事を知り、急遽、夜の藤原宮跡へ。
東儀秀樹さんの雅楽ライブや大和三山のライトアップなどを楽しむことができました

【飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群】 奈良県 2007年 暫定リスト登録 / 文化遺産候補

<旅のしおり> 
この日の宿泊は、橿原ロイヤルホテル。橿原神宮駅前すぐで便利です。

*参照:世界遺産学検定 公式テキストブック 1(講談社)、すべてがわかる世界遺産大事典<上> (NPO法人 世界遺産アカデミー)、
藤原京ルネッサンス 公式ガイドブック(藤原京ルネッサンス実行委員会、奈良県、(財)自治総合センター)

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