2020/05/12

和を以て

山桜庵ブログでは、世界遺産にまつわる人物や歴史にも少しずつ触れていきたいと思います。
今回は、法隆寺を建立した聖徳太子と、のちに秋の法隆寺を詠んだ正岡子規について。

聖徳太子(厩戸皇子)574-622年
用明天皇の皇子。叔母にあたる推古天皇の摂政となる。
冠位十二階・憲法十七条・遣隋使派遣により天皇の権力を中心とした国家体制を準備。
法隆寺・中宮寺・法起寺*などを建立、仏教を興隆させた。

和を以て貴しとなす   憲法十七条**


正岡子規 1867-1902年
俳人・歌人。俳句の革新と万葉調和歌の復興を進めた。
俳句雑誌「ホトトギス」創刊に協力・主宰。のちに門下の高浜虚子が主宰を引き継ぐ。

柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺   子規

子規の「柿くへば」が詠まれる少し前に、子規の親友である夏目漱石がとてもよく似た歌を詠んでいるようです。
気になる方は調べてみてくださいね。


次にご紹介予定の世界遺産も、人類の傑作 "masterpiece" です。
日本の世界文化遺産19件のうち、masterpiece 基準をクリアした物件は5件です。


次回ご紹介はこちらの傑作です。


*法起寺は、聖徳太子が遺言として建立を命じた寺院が起源。
**憲法十七条については、聖徳太子によるという説の他、後世のものという説もある。

参照: 詳説 日本史B / 日本史B 用語集(山川出版社)、子ども版 声に出して読みたい日本語 2(草思社)、世界遺産学検定 公式テキストブック 1 概論+日本の遺産

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