2020/05/18

屋久島

鹿児島の南の洋上に、東京23区と同じくらいの大きさの丸い形をした屋久島があります。

九州最高峰の宮之浦岳を筆頭に、1,000mを超える山々が46座連なり、標高0mの亜熱帯から標高1,936mの亜寒帯気候が凝縮された自然は、類まれな景観と生態系を育みました。

【屋久島】は、【法隆寺地域の仏教建造物群】【姫路城】【白神山地】と共に、1993年12月11日に日本で初めての世界遺産となりました。


縄文杉
幹が空洞であるため、正確な樹齢は不明。2170年や7200年などの説がある*

*2170年説(放射性炭素法)、6300年説(火山砕屑物からの推測)、7200年説(幹の生育と気象からの推測)

<注> 縄文杉登山に関しては5/20ブログ エコツーリズム下段をご参照ください。


【屋久島】
( ⅶ ) 2,000m級の荘厳な山々、島の中央にある頂から海辺までの際立った高低差など、屋久島は小さな島であるにもかかわらず、誇るべきいくつかの特徴を備えている。

屋久島には、数多くの杉の巨木が生息している。数千年の樹齢を誇る杉の景観は、屋久島において最も太古からのものであり最も美しいものであって、杉が育む生態系の最後にして最高の見本。

上記のように屋久島は、生物学的にも科学的にも美的にも重要な価値のある自然である。

( ⅸ ) 屋久島は、北緯30度付近の地域としては稀有な特性である高山帯の生態系を持つ島であり、この地域帯でほとんど失われてしまった希少な温帯原始林を残す場所である。この原始林の標高は、浜辺から島中央に位置する山の頂上まで垂直に連続している。

進化生物学・生物地理学・植生の遷移・低地と高地の相互作用・水文学および温帯における生態系の変化についての科学的研究のために屋久島は非常に重要な遺産である。


参照: UNESCO公式HP、環境省 日本の世界自然遺産HP、屋久島世界遺産センターHP、世界遺産学検定 公式テキストブック1 概要+日本の遺産(講談社)、すべてがわかる世界遺産大事典<上>(NPO法人 世界遺産アカデミー)

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