2020/05/22

暫定リスト

ここまで、1993年に誕生した日本初の4つの世界遺産をご紹介いたしましたが、お楽しみいただけているでしょうか。翌1994年登録の世界文化遺産をご紹介する前に、世界遺産登録への道のりを簡単にご説明いたしますね。

<登録までのおおまかな流れ>
条約締結→国内暫定リスト記載→暫定リストの中から準備が整ったものをUNESCOへ推薦→UNESCO指定の専門機関による現地調査*→UNESCO世界遺産委員会において審査・登録の可否決定

本年6月29日から開催予定だった世界遺産委員会では、「奄美大島,徳之島,沖縄島北部及び西表島」が審査対象でしたが、現時点で世界遺産委員会の開催が時期未定の延期となっています。


西表島

上記に次いでUNESCOへの推薦が決定しているのは、「北海道・北東北の縄文遺跡群」
山内丸山遺跡

国内暫定リストへの記載が世界遺産登録をめざすスタートとなるため、暫定リスト記載物件の動きも注目すると世界遺産への理解がより深まります。

上記の他、2007年に国内暫定リストに記載され世界遺産登録を目指している「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」、聖徳太子の記憶が新しいうちに写真ご紹介いたします。

石舞台
聖徳太子と一緒に国づくりを進めた蘇我馬子の墓ではないかと言われています

明日香村 甘樫丘
小高い丘の頂上からは大和三山や藤原宮跡が一望できます


標高148m 甘樫丘からの眺め

のどかで美しい田園風景が心に染みる明日香村、サイクリングもおすすめです。
ご興味のある方は、明日香村HP 飛鳥めぐりコース ご参照ください。


*現地調査について
文化遺産はICOMOS(国際記念物遺跡会議)、自然遺産はIUCN(国際自然保護連合)がUNESCOより依頼を受け、現地調査を実施・報告書を作成してUNESCOへ報告をしています。

外部リンク: 明日香村HP
参照:UNESCO公式HP、 文化庁HP 令和元年12月20日報道発表、世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会公式HP、国営飛鳥歴史公園HP、 世界遺産学検定 公式テキストブック1 概論+日本の遺産(講談社)、日本史B 用語集(山川出版)

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