2020/06/01

教王護国寺(古都京都)

【古都京都の文化財】より3つ目のご紹介は、東寺としても知られる教王護国寺。

796年創建の地にそのままの伽藍配置*で現存する東寺は、建造物としては鎌倉時代以降の再建ではあるものの、平安京の遺構として高い遺産価値を有する。

教王護国寺(きょうおうごこくじ) 真言宗総本山
平安遷都の際、羅城門の東西に建立された官寺のうちのひとつ。823年、嵯峨天皇より空海が賜り教王護国寺と名付けられ、真言密教の根本道場となる。羅城門と西寺が失われた後、唯一残った東寺が往来の姿を伝える。高さ約55m、国宝の五重塔は現存する日本最大のもの。
教王護国寺について詳しくは、真言宗総本山 東寺(教王護国寺)公式サイトご参照ください。


五重塔(1644年再建)
かつての平安京のシンボルは今なお京都のランドマークであり新幹線からも見ることができる

弘法大師空海 真言宗開祖
774 - 835年。讃岐国生まれ。804年の遣唐使船で入唐、青龍寺の恵果阿闍梨(けいかあじゃり)から密教の教えのすべてを授かり806年に帰国。816年に高野山金剛峯寺を開創、832年に教王護国寺を賜り両寺で真言宗を広める。
書にも優れ三筆のひとりでもある他、庶民のための教育機関・綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)を開いたことや讃岐国の満濃池を修築したことでも知られる。
お遍路として人気の四国八十八ヶ所巡礼は、弘法大師空海ゆかりの巡礼地めぐり。

*伽藍配置とは、寺院を構成する諸堂(仏塔を含む)の配置。

外部リンク: 真言宗総本山 東寺(教王護国寺)公式サイト
参照: 世界遺産ふしぎ探検大図鑑 増補版(小学館)、世界遺産学検定 公式テキストブック1 概論+日本の遺産(講談社)、お寺の教科書(エイ出版社)、詳説 日本史B / 日本史 B 用語集 / 詳説 日本史図録(山川出版社)、決定版 日本史新聞(日本文芸社)、21世紀こども人物館(小学館)、週刊 日本の世界遺産&暫定リスト04 古都京都1 / マンガ日本史06 空海(朝日新聞出版)

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