2020/06/10

仁和寺(古都京都)

門跡寺院*の始まりとして、また、遅咲きの「御室桜(おむろざくら)」が国の名勝として、さらには「京の三大門」のひとつを有する事でも名高い仁和寺。【古都京都の文化財】より7つ目のご紹介です。

創建888年の仁和寺。応仁の乱(1467-1477)で伽藍のほとんどを焼失するも、その後、江戸時代初期に当時の御所より建物を移築し再興。国宝 金堂は、現存する最古の紫宸殿(ししんでん)**でもあり、当時の宮殿建築を伝えつつ仏教建築としての特徴を融合したものとして遺産価値を評価されています。

仁和寺の公式ウェブサイトにて、国宝 金堂御室桜について詳しくご紹介されています。


二王門 重要文化財
知恩院の三門、南禅寺の山門と並んで「京の三大門」のひとつ

2007.10月からスタートした息子との世界遺産ツアー。仁和寺は4日目の拝観でした。
何の事前説明も受けないままに二王門を仰ぎ見た当時9歳5ヶ月だった息子が一言「母さん、この門はすごいね!」。お恥ずかしい事に、すぐにそのすごさが分からなかった母さんは、その場で世界遺産検定のテキストに目を通し、この門が「京の三大門」のひとつということを知ったのでした。旅の初日の奈良 法隆寺から始まり4日間連続で世界遺産の建造物を見続けた息子が、建物の「すごさ」を肌で感じ取れるようになったのだなと感嘆し、母さんはその時、子どもにこそ本物を見せなければいけないと心に誓ったのでした。


仁和寺(にんなじ)
888年創建。宇多天皇(867-931 在位887-897)が醍醐天皇へ譲位したあと出家して入寺。その時、小さな僧坊「御室」を開いたことで「御室御所」とも呼ばれる。門跡寺院の始まり。

*門跡寺院(もんぜきじいん)
皇族や摂関家の子弟が出家して入った寺。

**紫宸殿(ししんでん)
内裏(皇居)の正殿。天皇が政務を執行する所。


外部リンク: 世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺公式ウェブサイト
参照: 世界遺産ふしぎ探検大図鑑 増補版(小学館)、世界遺産学検定 公式テキストブック1 概論+日本の世界遺産(講談社)、日本史B用語集(山川出版社)

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