2020/06/28

西芳寺(古都京都)

苔寺の通称でも知られる西芳寺。日本最古の枯山水*とされる庭園が、後の日本の庭園様式に多大な影響を与えたとしてその遺産価値が認められました。

西芳寺(さいほうじ)
奈良時代に行基(ぎょうき)が開山した寺院を、室町時代の1339年に夢窓疎石(むそうそせき)**が禅寺として再興・作庭。上下段からなる庭園は国の特別名勝及び史跡に指定されており、上段は日本最古の枯山水とされ貴重。西芳寺の参拝は、往復はがきによる事前申込が必要で、参拝当日は本堂参拝(写経)の後に庭園拝観という流れです。

上段の枯山水は、西芳寺HPご参照ください。


庭園は約120種の苔に覆われています

下段は池泉回遊式庭園 2009.4.2 撮影


*枯山水 室町時代初めから禅宗寺院で多く見られるようになった庭園様式。石組みや白砂を用いて、山水自然景観を表現。

**夢窓疎石 1275-1351年
後醍醐天皇の要請で南禅寺の住職となり、後に足利尊氏の崇敬を受け天龍寺や西芳寺をはじめとする多くの禅宗寺院を開創・再興。禅の思想に基づく優れた庭園を数多く残した。


参照: 西芳寺公式HP、世界遺産ふしぎ探検大図鑑 増補版(小学館)、世界遺産学検定 公式テキストブック1 概論+日本の遺産(講談社)、日本史B 用語集(山川出版社)、週刊 日本の世界遺産&暫定リスト 08 古都京都 2(朝日新聞出版)

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