2020/07/05

慈照寺(古都京都)

前回に続いて足利将軍のお寺、銀閣寺のご紹介です。
「幽玄」「侘び」「寂び」・・・東山文化発祥の地である慈照寺(銀閣寺)は、その後の日本文化へ多大な影響を与え貴重であるとして【古都京都の文化財】の登録物件となりました。

創建当初から残る観音殿(銀閣)と東求堂(とうぐどう)は共に国宝。東求堂内部の同二斎(どうじんさい)と呼ばれる書斎は畳を敷き詰めた四畳半で、今の和室の原型となる書院造り*の最も古い例であり、茶室としても使用されました。

国宝 観音殿(銀閣)
手前の銀沙灘と向月台は近世以降からとも

国宝 東求堂



2007.10.9

東山慈照寺(ひがしやまじしょうじ)
1482年に足利義政が自らの別邸、山荘 東山殿として造営。義政の没後に禅宗寺院となり、義政の法号にちなみ慈照寺と名付けられる。祖父・義満の金閣寺(鹿苑寺)に対して銀閣寺の呼称で知られています。

足利義政 1436-90年
室町幕府第8代将軍(在職 1449-73年)。義満の孫。
後継者をめぐり応仁の乱が起きたが、将軍職を実子の義尚に譲り東山に隠棲。幕政に混乱をきたした一方、東山文化の興隆に寄与。


*書院造り
室町時代成立の住宅建築様式。床・違い棚・付書院・明かり障子・ふすま等を設けることが特徴。


参照: 銀閣寺 臨済宗相国寺派 公式HP、世界遺産ふしぎ探検大図鑑 増補版(小学館)、世界遺産学検定 公式テキストブック1 概論+日本の遺産(講談社)、詳説 日本史図録 / 詳説 日本史 / 日本史B 用語集(山川出版社)、お寺の教科書(エイ出版社)、週刊 日本の世界遺産&暫定リスト08 古都京都2(朝日新聞出版)

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