728年に建立された寺院が起源。743年、仏教の鎮護国家の思想により国家の安定をはかろうと
聖武天皇が東大寺と命名、大仏造立の詔を発布。華厳宗大本山。
金堂(大仏殿)、南大門、転害門、法華堂、正倉院などの遺産価値が高く評価されました。
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国宝 金堂 盧舎那仏坐像を安置するための金堂は中国の寺院をモデルとした建築様式として特に貴重 |
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国宝 盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう) 蓮華蔵という世界の中心に坐り、限りない智恵の光で全ての世界を照らすといわれる |
境内の正門
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国宝 南大門
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9歳5ヶ月 |
【古都奈良の文化財】1998年 登録
東大寺・興福寺・元興寺・薬師寺・唐招提寺・春日大社・春日山原始林・平城宮跡
(ⅱ) 古都奈良の建造物群は、中国と韓国との文化的交流の結果により進化した日本の建築と
芸術の優れた証拠であり、その後の発展へ多大な影響を与えた。
(ⅲ) 古都奈良の建造物群は、奈良に都があった時代に花開いた天平文化を表す証拠である。
(ⅳ) 天皇の大内裏である平城宮のレイアウトおよび平城京に現存する建造物群のデザインは
初期のアジアの首都にみられる建築と都市計画の顕著な見本である。
(ⅵ) 古都奈良の仏教寺院と神社は、それらの信仰の継続性と影響力を見事に表している。
参照:UNESCO 公式HP
世界遺産学検定 公式テキストブック1(講談社)、お寺の教科書(枻出版社)、日本史B用語集・詳説 日本史B、詳説 日本史図録(山川出版社)